ヤミ金業者への対処法は?
■借金トラブルの内容
ヤミ金業者に対しての効果的な対策はありませんか?
■借金トラブルアドバイス
ヤミ金業者の利息は10日で2割、3割ですから年利に直すと天文学的な数字になります。
貸金業規制法は109.5%を超える利息の場合には契約は無効としていますから、ヤミ金業者の契約は無効となり、利息を返す義務はありません。
また、受け取ったお金については、ヤミ金業者の行為が悪質な場合は不法原因給付となって、返還義務がなくなるというのが一般的な解釈です。
したがって、借りたからといって後ろめたく考えず、毅然とした態度で対応することが大切です。
そのような態度をとると怒らせてしまうのではないかと心配して、オドオドしていると相手の思う壺です。
とはいえ、ヤミ金業者に対してはやはり弁護士や司法書士に頼むしかないと思います。
弁護士などによるヤミ金業者対策としては、振り込まれるヤミ金業の口座を凍結することが一番効果的です。
つまり兵糧責めです。
従来、金融機関はトラブルを恐れて口座凍結には消極的でしたが、警察や弁護士会が金融機関にヤミ金業者口座凍結について協力を要請し、これを受けて金融機関は可能な範囲で積極的に対応していくとの姿勢を見せています。
ただそ、一番効果的なのは警察による摘発です。
警察も積極的に摘発に乗り出すようになっていますから、悪質な取立てをする場合にはテープで録音するなどしてある程度証拠を揃えた上で警察に相談するのがよいでしょう。
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