ADR（米預託証券） | 金融商品比較ガイド

ADR（米預託証券）とは、「American Depositary Receipt（アメリカン・デポジタリー・レシート）」の略。
米国外の企業の株式を売買するために、米国内で代替的に発行されています。

ニューヨーク証券取引所などに上場されているので、株と同じように取引することが可能。
日本株のADRも上場されていて、海外投資家が日本企業に投資する場合に使われています。

ADR（米預託証券）では、米国以外の先進国や新興国の企業に、間接的に投資することができます。
日本から直接投資するのが難しい場合でも、ADRなら日本国内の証券会社に口座を開設すれば、ドル建てで売買可能。
流動性が高いのも、魅力的です。

ADR（米預託証券）で新興国企業に投資する場合、日本では投資情報が不足しているため、売買の判断が難しくなっています。
取引可能な時間は限られているので、希望価格で売買することも難しいでしょう。
また、売買手数料も高めに設定されています。