ボラティリティー指数先物取引 | 金融商品比較ガイド

ボラティリティー指数先物取引とは、株価の予想変動率を対象とする指数（ボラティリティー）に投資する先物取引。
有名なものに、アメリカの格付け会社Ｓ＆Ｐ（スタンダード・アンド・プアーズ）が算出する「Ｓ＆Ｐ500種株価指数」の変動率「ＶＩＸ指数」があります。

予想変動率は、相場の不確実性が増すと上昇、楽観的になると低下します。
そのため、ボラティリティー指数先物取引は、金融危機での株価急落の損失回避（ヘッジ）をするために有効。
また、株価の上昇局面では空売りをすることで、指数低下で利益を上げることができます。

ボラティリティー指数先物取引は、基本的に短期で値幅を狙う商品です。
その理由は、予想変動は株価変動に合わせて一定の範囲内で推移するため。
また、リスクも高く、平均的な変動率は4パーセントほどになり、値動きが大きいため、売買タイミングの見極めにも注意。