財形貯蓄 | 金融商品比較ガイド

財形貯蓄とは、勤務先の企業の給料から天引きされる積立貯蓄。
勤務先の企業が導入していれば、利用することができます。
要件を満たせば、正社員以外の派遣社員・パート・アルバイトでも利用可能。

財形貯蓄には、以下の３種類があります。

■一般財形貯蓄
目的：自由
積立期間：３年以上
利子所得の税金：２０パーセントの源泉分離課税

■財形住宅貯蓄
目的：住宅取得・増改築
積立期間：５年以上
利子所得の税金：財形年金と財形住宅を合わせて５５０万円まで非課税

■財形年金貯蓄
目的：年金
積立期間：５年以上
利子所得の税金：財形年金と財形住宅を合わせて５５０万円まで非課税

なお、転職した場合は、２年以内に転職先の企業に申し出れば、契約を継続することができます。

財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、一定額まで利子が非課税になります。
また、財形住宅貯蓄は加入して一定の条件を満たせば、比較的低金利の公的融資（住宅資金・教育資金など）を受けられます。

財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、目的外の払い出しをすると課税対象になります。
また、勤務先の企業が契約している金融機関により、金利が違うため、始める前によく確認しておきましょう。