信用取引 | 金融商品比較ガイド

信用取引とは、証券会社から資金、または株式を借りて売買を行うこと。
資金を借りて株式を買うことを「信用買い」、株式を借りて売ることを「信用売り」と言います。

信用取引を行う場合は、証券会社に委託保証金という一定額の担保を入れる必要があり、手持ちの資金以上の株式売買を行うことが可能。

また、信用取引には「制度信用」と「一般信用」に分かれています。
制度信用は、６ヶ月以内に反対売買などで決済する必要があります。
一般信用は、証券会社が返済期限や金利を自由に設定しています。

信用取引では、手持ちの資金以上の株式を購入することが可能。
委託保証金率が３０パーセントの場合は、その約３倍の金額まで取引できます。

また、株式を保有していなくても、株式を借りて売り注文から入れるのも特徴。
株価が高い時に売って、安い時に買い戻せば、株価が下落していても利益を得ることができるようになっています。

信用取引では、相場が思惑と反対に動いた場合、通常の株式取引よりも損失が膨らむ可能性があります。
大きな含み損が発生すると、証券会社に追加の保証金（追い証）を差し入れる必要があります。

また、借りている株式や資金には費用負担が発生します。