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個人向け社債
個人向け社債とは、企業が個人投資家向けに発行する社債です。
証券会社や銀行の窓口で、10万円〜100万円の小口から購入可能。
固定利率の債券であり、資金を調達した企業は設備投資などに充てます。
2008年頃には金融危機が深刻化して、機関投資家が普通社債を購入することを控えたため、個人向け社債を発行する企業が増加しました。
また、2009年頃には、個人向け劣後債の発行も増えています。
劣後債は、普通社債よりも元本や利息の支払い順位が低い代わりに、利回りが高く設定されています。
個人向け社債のメリット・ポイント
個人向け社債は、国債や預金に比べて利回りが高いメリットがあります。
中には2.5%以上の利率を設定している企業もあります。
また、株や為替に比べて比較的値動きが安定しているのも特徴。
個人向け社債の注意点
個人向け社債は、企業が破綻すれば元本が戻ってこない可能性があるので注意。
企業の信用力に投資する金融商品なので、それを測るには格付けを参考にしましょう。
劣後債は普通社債よりも、償還順位が低いので注意。
利回りが高い分、リスクも大きいので、格付けや年限をきちんとチェックしてから購入しましょう。
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