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REIT(不動産投資信託)
REIT(不動産投資信託)とは、投資家から集めた資金でビルやマンションなどの不動産に投資し、賃料収入を分配する金融商品。
東京証券取引所などに上場されているので、市場で売買できます。
2001年に市場が開設され、2007年前半までは海外投資家も買っていたので、投資口価格は上昇していました。
しかし、サブプライムローン問題などがきっかけで相場は下落。
不動産の時価評価額の一口当たりの純資産よりも、投資価格が大きく下回ってしまいました。
REIT(不動産投資信託)のメリット・ポイント
REIT(不動産投資信託)のメリットは、個人では投資しにくい不動産に、小口投資できる点。
また、REITが複数の物件を保有しているので、分散効果も期待できます。
比較的リスクのある不動産開発ではなく、賃料収入の物件だけなので、優良な銘柄を選べば安定的な運用も可能。
REIT(不動産投資信託)の注意点
REIT(不動産投資信託)の注意点は、資金調達が借り入れ、債券発行、増資などに限られているので、銀行や市場低迷で資金繰りが苦しくなる銘柄もあること。
2008年10月には、REIT(不動産投資信託)初の破綻が出ています。
再編や政策的な支援が期待されていますが、銀行に全ての物件を担保として差し入れている銘柄もあるので、注意が必要。
また、景気が悪くなると賃料収入も下がる可能性があるため、分配金が減る可能性もあります。
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